第2回(11月16日)見学会-大人のRIKA教室

第2回(11月16日)見学会が行われました

11月16日(金) 名古屋航空宇宙システム製作所飛島工場の航空機・ロケット組立現場を鈴木主幹技師の案内で見学しました。

鈴木博さん 主幹技師・鈴木博さんによる事前説明
解説風景 見学前にロケットやMRJについてのビデオを見て解説していただきました

見学内容

速く・正確に

  • H-IIロケットの速度は東京~大阪間を55秒(秒速7.9km)の速度である。
  • 打上精度は99.7%である。打上軌道は海上を飛ぶように計算されている。

熱を遮断する

断熱素材
PIFという外部断熱材で摩擦熱から推進薬タンクを保護する
多層断熱フィルム(MLI:マルチレイヤーインシュレーター)フィルム
太陽熱から保護する

軽く・強く

部材イメージ ロケットタンクの薄さの比重はアルミ缶やたまごと同じ
  • 段間部を接合するタンク間結合トラス(ロッド)は見た目(直径10㎝長さ1m)より軽く重量は2.6㎏である。
  • 液体水素・液体酸素の燃料をタンク内に封入する技術は、日本は世界に誇れるレベルである。
  • ロケットは、燃料:90%、容器:10%という比重。内容と容器の比重はビール缶や卵の殻の薄さに相当する。(それに比べジャンボジェット機は40%。それだけの薄さで、強さを保つ技術は難しい)

    肉厚20㎜のアルミ合金を削り、アイソグリッド(高さ17㎜の格子)で強度を確保し、タンクの厚みを1.7mmにする。

記念写真 工場前にて
MRJ 現在開発中の国産旅客機(MRJ) (名古屋航空宇宙システム製作所パンフレットより)
H-II Aロケットの打ち上げ H-II Aロケット(名古屋航空宇宙システム製作所パンフレットより)

見学者の感想

  • 充実した1日になりました。
  • 日本の伝統あるモノづくりの先端を自分の眼で見る事が出来ました。
  • 翼部分の耐性や柔軟性を維持するための工夫には良く分かるご説明もあり何度も感心し帰路につきました。
  • 貴重な体験をありがとうございました。
  • よき自己啓発の経験になりました。
  • 宇宙ロケットの胴体やエンジンづくりでは技術者の手作業の積み重ねであり後継者育成も大変、裾野の広い支援での人材育成が必要と思いました。
  • TVでは打ち上げの姿しか目に出来ませんが、本物を目のあたりにし感激しました。
  • 直径1m程のエンジンの中に技術の塊が詰め込まれていることに感激しました。
  • 世界に誇れる製品を着々と組立ててみえました。
  • 無駄がなく、この会社の質実剛健な社風の一端を感じました。


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後援:春日井市教育委員会