大人の RIKA 教室

H26 年春期 第 1 回 (4 月 26 日)「春日井の森- むかし、いま、そして未来の姿 -」

講演会お知らせ
講師
南 基泰 中部大学 応用生物学部 教授
一部日時
4 月 26 日 (土) (14:00~15:00)
場所
中部大学 71 号館 3 階 7131 講義室
二部日時
15:00-15:40
場所
あいち森と緑づくりモデル事業地 (71 号館裏)
予定
観察会 (は暴風雨でもないかぎり天決行の予定す)。その後、観察会場で総括して遅くとも 16:00 には観察会場で解散、終了 には観察会場で解散、終了。

お知らせ

取材の様子

KCTV 中部ケーブルテレビネットワークの取材を受けました(5 月 5 日放送予定)。

講演内容

概要

4 月 26 日 (土)14:00 から、71 号館 3 階にて、南基泰先生を講師にお迎えし、「春日井の森—昔、今、そして未来—」が開かれました。

ほとんど知られていないことですが、明治の頃、春日井市東部の丘陵地は、禿げ山でした。その頃の貴重な写真を紹介しながら、現在のような豊かな森へと回復してきた歴史と、森の中の貴重な動植物達について講義をします。講義後は、中部大学構内の「あいち森と緑づくりモデル事業地」を散策しながら、いまの春日井の森の姿を観察し、未来に向けてどのように活用していくべきかを考えてみましょう。

講演の様子 (会場の 71 号館)
講演の様子 今回は平成 26 年度春期第 1 回の講演です。新規入会者の方が多く来場されました。
講演の様子 (受付の様子)

講演

講師の南先生より約 60 分間、春日井の森についての講演をしていただきました。

講演の様子
講演の様子

春日井の森の価値を再発見

  • 保全と保護の違いについて「人間のために自然を守る」と「自然のために自然を守る」
  • 東海丘陵要素植物群における固有種のホットスポットについて

日本の歴史で、巨大な森林の伐採は 3 度起こった

  • 明治時代の瀬戸、春日井の禿山の状況

里山林について

  • 未来に向けて
  • COP10 (2010 年) 以降の愛知県を中心とした生物多様性に向けての取り組み
    (愛知県生態系ネットワーク) について (尾張北部生態系ネットワークについて)

中部大学周辺の森林の変移

  • 「緑ゆたかな」キャンパスの 50 年前~現在
    元々の森林ではなかった
講演の様子

散策

散策の様子 講義の後、教室を出て、71 号館の裏にある森を散策します。
散策の様子 教室のすぐ裏に広がる森。南先生から案内説明を受けます。
散策の様子
散策の様子

伐採した樹は森から持ち出さない (持ち出すと全てゴミとして焼却される)。

写真のように森の中で再利用されます。

散策の様子 5 年前に整備された森。5 年前に伐採された樹からは、ひこばえが見られます。
散策の様子 5 年で、ここまで大きく生長します。
散策の様子
散策の様子 昨年落ちたドングリがたくさん足下に見られました。
散策の様子 駐車場の裏手にコシダが群生しています。
散策の様子

キャンパス内の絶妙な水系バランスが生み出した環境に生える、

この地方の固有種のトウカイコモウセンゴケ。中部大学の学生が発見しました。

参加者の感想

  • 春日井に 40 年余住んでいるが、全くしらないことを学べて大変勉強になりました。
  • あまり生物の科目は興味ありませんでしたが、今回の講演会は大変楽しめました。
  • 日本の歴史上、三度の森林巨大破壊が起きたということが印象に残りました。
  • 森は人間が手を加えないと、鳥が住めないような環境になるということを知りました
  • 30 年経つと全て森になる、という言葉に衝撃を受けました。
  • ただ保護をすれば勝手に森が保たれるわけではないことが分かりました。
  • トウカイモウセンゴケは大変きれいでした。身近にある固有種を知ることができ、
    私たちが守っていかなければならない自然について再認識させられました。
  • 町内の方たちにも、この情報をシェアしていければと希望します。


ウェブ サイト内
後援:春日井市教育委員会