大人の RIKA 教室

平成 28 年春期 第 5 回 (7 月 27 日)「水とアレルギーについて」

講演会お知らせ
日時
平成 28 年 7 月 27 日 (水) 14:00∼16:00
場所
中部大学 521 室 (新 5 号館 2 階)
講師
医療法人弘鳳会 おぐりクリニック理事長・院長 小栗 章弘氏

アレルギーとは

講演の様子
講演の様子
講演の様子

一人一人浴槽があり、浴槽の大きさがその人の体質。人それぞれ大きさが異なり、自分で処理できる以上に水が入ればいつかは溢れてしまう。自分の浴槽 (許容範囲) から、水が溢れてしまうと「病気」になる。アレルギーは異常を知らせるセンサーで、溢れないように体内に取り込むものをコントロールするとアレルギー症状が改善する。すなわち病気の予防となる。

予防が大切。一旦病気になってからでは回復に苦労する。(例:アトピー、リウマチ、精神疾患、癌。)

体内に取り込まれた重金属

アルミニウム、アンチモン、銅、ヒ素、バリウム、ベリリウム、ビスマス、カドミウム、水銀、ニッケル、鉛、プラチナ、タリウム、トリウムなど、気付かないうちにバランスが崩れて病気の原因となっていることが多い。

天然水の効果

フンザ (パキスタン) に奇跡の水がある。世界一の長寿村。 Dr. フラナガンがフンザの氷河から流れ出た天然水を調査した所、表面張力が大きくクラスターが小さい、良質のケイ素 (シリカハイドライド) が含まれることを確認した。この水は体内の重金属を排出する働きが強い。

北陸地方の土壌が大陸からの PM 2.5 重金属汚染されているのみならず、日本の天然水は PM 2.5 など重金属汚染がある。ペットボトルも安全性は疑問。

伊吹山も水銀、ヒ素、アルミニウム、鉛などの汚染が確認されている (PM 2.5 や農薬由来か)。

水の混濁を測定器で計測すると、名古屋市の水道水で 50 ppm 程度であるが、北京の水道水は 500 ppm の混濁値が観測され、水道水にも様々な不純物が混ざっていることが確認される。各種浄水器での浄水前後の水の混濁値を測定すると、水道水でもフィルターを通すとかえって混濁値が高くなるケースが少なくない。

浄水器について、カルキは抜けるが古いフィルターを使用するとフィルターに捉えられて混濁物がむしろ排出された場合、浄水後の水の混濁値が浄水前の水よりも悪化している可能性が有る。中空糸膜は界面活性剤を使用しているため、浄水器を通すとかえって有害物質が水に溶け出すことも考えられる。

同じ計測器を用いて水の混濁を調べて実験では、東京の水道水は 100 ppm、長浜は 70 ppm (水道水)、長浜の浄水器を通した水は 60~70 ppm 。蒸留水生成器を通すと 0~2 ppm (長浜) という結果。

外国に比べ、日本人はアルミニウムの摂取量が多い。レトルトパウチや食品の防湿材 (アルミ化合物)、漢方薬の袋や缶コーヒーなどから摂取してしまう可能性が高い。脳内にアルミニウムが蓄積するとアルツハイマーの原因とも言われている。

蒸留水の効果について

  1. 蒸留水は体のミネラルを奪うのではないか、カルシウム不足になるのではないか、という質問があるが、実際一日 3 リットルの蒸留水を飲んでも体のミネラルを奪うことはない。

  2. 身体を酸性にする?

    蒸留水は中性であり、根拠なし。

  3. 蒸留水は不味い?

    添加物、白砂糖、食塩、化学調味料に舌が慣れると、濃い味が好まれるため、蒸留水が不味く感じられることが考えられる。

  4. 蒸留水器を通すと放射性物質の除去も可能。

化学物質過敏症 (Chemical Sensitivity) について

近年の食糧問題。大豆の 96%、小麦の 86%、トウモロコシ 100%(キングコーン、発がん性有) はアメリカ産で、GMO、農薬、防虫剤の影響が心配される。牛肉 1kg を得るのに穀物 11kg 必要 (牛肉に汚染が濃縮される) 。

身体の糖化→紫外線+酸化反応

Oligo Scan(セリスタ(株)) という装置で体内ミネラル有害金属を測定できる (手のひらで測定) 。全身スキャナー (アムサット) で生体電流の測定もでき、予防医学に役立てる研究も進んでいる。

食を変えることは難しい。水から変えることは比較的簡単である。免疫力を高めることが病気の予防・治療につながるが、食と水の生活習慣を見直して腸内機能を高めることが免疫力向上に効果的である。

参加者からの質問

Q
なぜ重金属が害があるのか。
A
酵素、ビタミンが侵され減少することにより、体内の免疫が低下する。
Q
多くのサプリメントが販売されているが効果ありますか?
A
アメリカで販売されているサプリは FDA 基準データが必要。日本は基準が緩く、ほとんどデータなし。数千あるうち、5 種類ほどが基準をクリアしているレベルである。様々なものを取り込むより、まずは体内に取り込んでいる不要物を排出 (デトックス) を優先することをお勧めする
Q
重金属排出にケイ素 (土) が有効であると聞きましたがどのように摂取すればよいですか。
A
日本で販売されている有効なサプリメントがないので、天然の炭や焼成した貝殻パウダーで摂取するとよい。
Q
コンタクトレンズは安全でない?
A
眼にとっては異物。空気に触れて呼吸している角膜の酸素不足はもちろん、まぶたにも負荷がかかり続ける。具合が悪い時は外したほうがよい。
Q
水素水の効果は?
A
否定はしない。医学データなし。電気分解により生成するので、元の水に重金属などが混濁している可能性もある。生成する水に何が入っているかが重要。
Q
アルカリ水、深海水の効果は?
A
深海は汚染されている可能性があり、過去に混濁値を調べたが 300 ppm ほどの高い値を示した。
Q
花粉症を治すには?
A
牛乳など乳製品を止める。動物性たんぱく、糖質を減らす。農薬に注意して果物、野菜中心の食生活に切り替えると数ヶ月で改善。食を変えることが難しい場合は、先に述べた炭や焼成貝殻カルシウムパウダーなどでデトックスを行う。
Q
糖質摂取はよくないそうですが、果物の摂取は?
A
よい。ごはんをリンゴにするなど効果あり。天然の果糖は体の負担にほとんどならない。ただし、果物にも農薬や、問題のある肥料が使われていることが多いため、注意は必要。
Q
牛乳がダメなら何を飲めばよいか?
A
豆乳がよい。ウシ型の成長因子は人間には不要で体へのストレスとなる。


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講演の様子
後援:春日井市教育委員会